物流の「改革」や「改善」に、終点はありません。常にお客様の視点・目線に立ち、物流全体の最適化に向けた物流効率化提案を行います。
従来型の物流業者の枠を超え、長年培ってきたノウハウにネットワークやITを組み合わせ、点ではなく、線と面で物流をとらえることにより、コスト削減、リードタイムの短縮を実現します。
また、トラック輸送を最小限にすることでCO2削減にも貢献します。
【1】 関西地区から新潟、首都圏、福島などへの長距離輸送が多い。この長距離輸送貨物は全体の重量ベースでは14%であるが、輸送トンキロで53%、輸送費で35%、CO2排出量では59%を占める。
【2】 早朝の時間指定納品が多く、積載効率が悪い。
ソリューション1. 〜最適港輸送への取り組み〜
大阪・神戸揚げ貨物の首都圏(千葉、埼玉、東京、神奈川、茨城)への納品の50%を東京揚げとした。
ソリューション2. 〜『積み合い輸送』や『路線混載』の拡大への取り組み〜
時間指定のある納品と指定のない納品の組み合わせや、指定のない納品同士の組み合わせ等、『積み合い輸送』や『路線混載』の活用に積極的に取り組んだ。さらに、納品指定時間緩和(例えば、9時必着⇒午前中必着など)への理解を求め、『積み合い輸送』と『路線混載』 利用の拡大を図った。
ソリューション3. 〜大阪港・神戸港⇒関東地区の輸送合理化への取り組み〜
この区間で指定納品時間の関係から4トン・トラック仕立による輸送が少なくない。関東地区に『中継基地』を設け、関西⇒中継基地の間に積合車両を、中継基地⇒納品先の間にチャーター車両を利用することによる輸送合理化を図った。


今や物流の定番となった「バイヤーズコンソリデーション」を進化させ、検品やプライス、タグ付けから店舗別 アソートまでを 生産国側で行うことにより、さらなる物流費削減と効率化を実現しました。


【効果】
・混載貨物を減少させ、コンテナ単位の海上輸送をすることにより、海上輸送コストを削減。
・シッパーによる個別出荷がなくなり、定期運航のターゲット船で貨物を安定的に輸送できるようになった。
・日本国内の各港におけるデバン場所が固定できるので、国内の輸送の起点を一本化。
⇒複数の場所からの店舗への出荷がなくなり、国内トラック輸送の台数及び費用を削減。
・中国側検品、アソートによりコストダウン&不良品の出荷を積み地側でシャットアウト。
・混載貨物を減少させ、コンテナ単位の海上輸送をすることにより、海上輸送コストを削減。
・シッパーによる個別出荷がなくなり、定期運航のターゲット船で貨物を安定的に輸送できるようになった。
・日本国内の各港におけるデバン場所が固定できるので、国内の輸送の起点を一本化。
⇒複数の場所からの店舗への出荷がなくなり、国内トラック輸送の台数及び費用を削減。
・中国側検品、アソートによりコストダウン&不良品の出荷を積み地側でシャットアウト。